組織を大きくし、繁栄させるには、 計画をたて、それを実行する際、自分勝手な人に対処する際に、グループの利益のために個人を犠牲にすることを決して躊躇してはいけません。 その組織が繁栄し、成功するためには、個人的な利害よりもグループをいかに繁栄…

どれだけお金を持っているかではなく、『どういうふうにお金を使うか』で企業の信用は決まります。 『どれだけお金を持っているかで信用度が決まる』というのは全くの偽りです。 多額のお金とひどい信用を、同時に得ることがあります。 わずかな金銭と素晴ら…

「自分のため」だと、それほどパワーが出ない人でも、「家族のため」「社会のため」「人類のため」「困っている人のため」だと、パワーが出てくるような人が沢山いる。 トヨタグループの創始者、豊田佐吉は、旧式の生産性の上がらない機織り機で、長時間働い…

～悪い経営には以下の特徴があります～ １．請求書と現金の比率を比べた時、請求書の額が現金を上回っている。 ２．収入を得るのではなく、借金をしようとしている。 ３．収入を作るのではなく、資産を売却しようとしている。 ４．新しい収入を得ようとする…

タイトルは、ヴァリアントマネジメントカレッジ、個人の高潔さコース、名誉の規律からの引用です。19世紀半ば、圧倒的な欧米の経済力、軍事力に直面した時、日本人は一人として、自分の利益のために外来者と手を組んで、同胞たる日本人に敵対しようとしませ…

役員は役に立つことが証明されるまで、条件付きで援助を受け入れ、管轄下の領域が機能するまで、その領域に対するコントロールを緩めないようにします。 ある程度の結果が出せるようになり、仕事が任せられるようになるまで、スタッフのトレーニングを行いな…

人は、自分自身で決定を下すようにならない限り、責任を持って役割を果たすことはできません。 役員が仕事を奪ったり、自分で決定を下したりしてしまうと、その役割を担っているスタッフを、徐々に仕事から遠ざけることになるため、最終的に一人ですべての仕…

日本ほど素晴らしい国は、世界中のどこにもないだろう。 これは私の確信であり事実だ。 問題は、日本の素晴らしさ・突出したレベルの高さについて、日本人自身が全くわかっていない事だ。 おかしな話だが、日本人は本気で、日本はダメな国と思っている。 最…

役員が対処できないのは、いつも「無理です」という人です。 そういった人に対する解決策は・・・ ・プロからカウンセリングを受けさせる。 ・解雇する。 の二つだけです。 これ以外の解決策はありません。 威嚇、処罰、叱責はこれらの人に対しては何の効果…

生産性の低い人に報酬を与え、生産性の高い人に処罰を与えると生産性は低くなります。 福祉国家とは、生産を犠牲にして、無生産に報酬を与える国家であると定義づけることができます。 『常に、生産性の高い人に報酬を与え、生産性の低い人には処罰を与える…

人をだます人、裏切る人にはある特徴があります。 ・うわべだけ同意したり、お世辞を言う。 ・親切で人当たりがいいが、陰でその人の陰口を言う。 ・自分が悪いということを決して認めない。 ・「みんながそう思っている」という言葉を使う。 ・基本的にネガ…

行動を完了させる。やるべきことを最後までやる。 終わらせる。 これらは、シンプルなことですが重要です。 任せることは無責任です。 決断を下すのを他人に任せる役員は、役員ではありません。 それは労働者です。 何かを処理せずに保留する役員も、無責任…

・期待される品質よりも良いものを与える。 ・注文されたものより良いものをより多く提供する。 ・常に命じられた以上により良い仕事を提供する。 ・常に望まれた以上のより良い結果を生み出す。

やってはいけないことをして、秘密にする。 やらなければならないことをやらないで、ばれないようにする。 そういった隠し事があると、自信や影響力、ヤル気、コミュニケーション、行動力に影響が出ます。 自分自身がやましい隠し事をしてしまった時を、思い…

①財界において一流の成功を収め、かつ、②人格者であり一流の経営哲学を示した人、というカテゴリーがあるように思う。 ①だけなら、三菱の岩崎弥太郎 ②だけなら、安岡正篤など。 ①かつ②で、戦後というカテゴリーでいくと、松下幸之助が第一にくると思う。 本…

自分が正しいと信じていることを貫くことや信念は、肉体よりも、自分が生きるか死ぬかよりも重要です。 ◆ヴァリアントマネジメントカレッジの個人の高潔さコースより『自分自身に対する自分の高潔さは、自分の身体よりも重要である。』 高潔さ：自分が正しい…

・仲間を見捨てない。 ・自己卑下しない。 ・過去を後悔しない。 ・好かれたり、褒められたりすることを求めない。 ・自分自身の決断を選択する。 これらを守ることで人は、本来の力を発揮することができます。

日本人は、「心和やかで、かつ、親切である。しかし侮辱された時は毅然として立つ。」～ツンベルク～ このような指摘は多く、ザビエルも、「侮辱されたり、軽蔑の言葉を受け取って、黙って我慢している人々ではありません。」と述べている。 ツンベルク： ［…